スロット専門店が減少した理由や全盛期との店舗数の違いをまとめました。

スロット専門店の減少

廃墟になったスロット店

スロット専門店は4号機の全盛期には繁華街に多く見られ、2006年には全国で2,086店の専門店が存在しました。
しかし、4号機の撤去とともに急減し、2010年には903店舗まで減少しています。
ただし、その後は比較的安定した店舗数を維持していて、ホールが減少する昨今でも小規模のスロット専門店は生き残る事例が多いようです。

 

 

スロット専門店ブーム

スロット専門店は4号機時代に流行して一気に店舗数を増やしました。
当時は初代北斗の拳や吉宗などの人気機種をホールに設置すれば、一定数の客が付くほどスロットの需要が高かったのです。
また、4号機時代はドル箱を積む方式のパチンコ店が主流で、パチンコの設置はスペースと人件費を取られる問題がありました。
スロット専門店は限られたスペースとスタッフ数で運営できたことで流行し、都市部や駅前などの好立地物件を中心に急増します。

 

直近の店舗数

2019年末時点でのスロット専門店は892店舗で前年から37店舗減少しました。
前年比で大幅減になるのは久しぶりのことで、2010年以降はスロット専門店が僅かながらに増加していました。

 

 

ちなみにパチンコ店は全体では大幅減が続いていますが、店の規模を見ると設置台数1,000台以上の超大型店と100台以下の小型店は逆に店舗数を増やしています。
設置台数101~999台の中型店の数が激減していて、スロット専門店も100台以下の小規模店はランニングコストの安さと稼働率の高さを理由に好調のようです。

 

中途半端な規模のパチンコ店だと、集客に繋げるプロモーション活動をする維持費が膨らみ、効率良く稼働率を高められないために出玉を抑制。その結果として客が離れていってしまう流れとなります。
大型店は遠方からの客を獲得。小型店はランニングコストの安さを活かして高設定を導入することで固定客を獲得しているのでしょう。

 

近所=マイホの時代は終了

以前は人通り・車通りの多い場所に必ずパチンコ店が存在する状況でしたが、昨今は閉店するお店が減っています。
あなたの街でもパチンコ店の減少を実感しているのではないでしょうか?

 

従来はパチンコ・スロットは身近な場所で手軽に楽しむものでしたが、今では期待値を求めて遠方のホールまで足を運ぶ人が増えています。
遊戯人口の減少によってコアユーザーの比率が高くなったことと、経営難を理由に設定を入れない・釘を絞る・遠隔操作をする悪質店が増えたことが要因でしょう。
スロット店は設定を入れないと近所の客すら獲得できない状況で、センスのある還元・回収で出玉をコントロールできない店舗は生き残れない状況です。

 

 

昨今は新台を求める需要が減少し、評判の良い機種は数年にわたってホールの主役になっています。
今後は新台入替によるコストを削減し、定番機種で高設定比率を高める小規模スロット専門店が増えていくかもしれません。

 

コロナ禍の影響

コロナ禍のイメージ画像

スロット専門店はパチンコ・スロット業界の中では堅調な分野でしたが、2020年以降のコロナ禍で状況が一変しています。
狭いスペースで運営できるスロット専門店は地下や雑居ビルの中に入っているケースが多く、換気の悪い密閉された空間になりやすいです。
実際には空調や空気清浄機の活用で安全な環境を用意していても、「狭いお店は密になりやすい」などのイメージから客足が遠のいているようです。
コロナ禍の影響から、今後はスロット専門店が大幅に減少する状況に追い込まれるかもしれません。