スロット業界は遊戯しやすい「6号機」で利用者増加を狙っています。

現在のスロット業界

パチンコのリールが回転する様子

現在のスロット業界は売上および市場規模減少の続く厳しい状況ですが、以下の理由からなんとか持ちこたえています。

  • 5号機が完全撤去されていない
  • 5号機の撤去期限が2021年末まで延長
  • 6号機の新台が新たな客を獲得している
  • ジャグラー系が根強い人気を誇っている

 

直近のデータではスロットの参加人口が増加しているデータもあり、現時点のスロット業界は暗いニュースだけではありません。

 

ただし、2021年末に5号機が完全撤去されれば、4号機が完全撤去された時のような状況に追い込まれるかもしれません。
また、射倖性が低下するスロットとは対象的に、パチンコの爆発性はこれまでより高まりつつあります。
スロットよりパチンコに力を入れるホールが増えていて、長年のスロットファンがパチンコへ主戦場を移すケースが増えています。

 

スロットの魅力が薄れつつある

スロットはパチンコに比べて以下の魅力がありました。

  • 設定がある
  • 天井がある
  • 知識や技術で勝率を上げられる
  • 一撃性が高い

 

こうした傾向から高いギャンブル性を求める遊技者がスロットを選ぶケースが多かったのです。
ところが最近では設定付き、天井(遊タイム)搭載、継続率90%以上など従来はスロットがリードしていた強みを持つパチンコが増えています。

 

高まりすぎた射倖性を抑制された現行6号機は1日で万枚(20円スロで20万円相当)を出すことが難しくなった一方で、パチンコなら一撃5万発(4円パチンコで20万円相当)を充分見込める状況です。
6号機に対する規制緩和がなく、パチンコの射倖性が高まっている現状に変わりがない限り、パチンコへのユーザー離れが続いていくでしょう。

 

ハイエナユーザーの減少

従来のスロットはボーナス終了後は早い回転数で当たりやすい、という機種が多く、ボーナス後即辞めする人は少なかったです。
結果的に100ゲームだけと思って続けていても、熱い演出が出た理由で続行してしまうなど、辞め時の判断が難しかったのです。
そのため、連チャンの可能性が高いゲーム数や天井狙いでハイエナを狙うユーザーが多く、スロットは時間帯を問わず高い稼働率を確保できていました。

 

それに対して現行の6号機は厳しくなった出玉試験の影響から、ボーナス・CZ終了から一定ゲーム数で連チャンする確率を低下させる仕様が主流になっています。
ボーナス終了で即辞めすることが当たり前になり、ハイエナを狙うメリットが薄れ、マイナス収支のグラフに陥った台は夜まで客が座らない状況に追い込まれることが多いです。

 

悩む男性

また、6号機のスロットは天井恩恵がCZ突入程度しかないのに対し、パチンコの遊タイムはRUSH突入がほぼ確約されるなど、恩恵に大きな差が生じています。
こうした影響から、スロット業界の現状は参加者など目に見える数字以上に稼働率・売上が減少する厳しい状況に追い込まれています。
今の状況で5号機が完全撤去されれば、さらに厳しい状況に追い込まれるでしょう。